出演者から出演者へリレー形式の紹介がスタート!
写真撮影/藤尾勘太郎
【出演者紹介①】辻響平さん
辻響平さん。初共演「アリはフリスクを食べない」の時のお芝居は今でも鮮明。今回2度目の共演です、とても嬉しい。辻ちゃんは目が優しい。が、たまにいたずらっぽく笑ってたりする。周りをよく観察してる。いつも茶目っ気を忘れない。そんな印象です。好きな食べ物はお蕎麦です。
(海老根理)
【出演者紹介②】清水緑さん
やしゃご初参加の、清水緑さん。
落ち着いてるんだけど熱量があって、芯のある声と人柄の持ち主です。みていると元気をもらえるタイプの俳優さんだと思います。キングカズばりに、バナナを食べてシーン稽古に挑む姿はとても頼もしいです。(辻響平)
【出演者紹介③】豊田可奈子さん
私は豊田さんの眉毛が好きです。 加えて、少女のような可憐さと、大人の女性の魅力にやられてしまいます。小柄でパワフルで、ワンピースがよく似合います。好きな食べ物はアイスとハンバーグ。一緒にファミレス行きたいです。(清水緑)
【出演者紹介④】岡野康弘さん
岡野康弘。マイバディ。超人俳優。安心感と存在感。いつもみんなを温かく見守っていることから、大学の時のあだ名は「お父さん」。なので私の携帯登録もいまだに「父さん」のままです。技術と包容力と演劇愛があって、全演劇人は彼を愛しています。また共演できて本当にうれしい。
(豊田可奈子)
【出演者紹介⑤】藤谷みきさん
世界にはまだこんな俳優がいるんだ!と、やしゃごに出るたびに驚かされています。今回初めましての藤谷さんは柔らかいのに切れ味の凄い布!みたいな俳優さんで、難しいセリフを何でもないようにスッと響かせ、シーンをコントロールしていきます。人間以外の役を振られることが多いそうなんですが、なるほどの超越感。端的にいってカッコいい俳優さんです。(岡野康弘)
【出演者紹介⑥】藤尾勘太郎さん
藤尾勘太郎さん。
「ものすごく真っ直ぐ見る人👀」だなぁという印象です。人もモノも、もちろん芝居中も。相手役だけでなく、なんなら周りのちょっとした変化も見逃さないよう目ぇ以外の何かが全開。その姿を見てるとまだ稽古なのにワクワクにやにやしてしまいます。今回一緒のシーンがないのがちょっと残念だけど、早う仲良くなって勘ちゃんと呼べるようになりたいです。(藤谷みき)
【出演者紹介⑦】佐藤滋さん
恥ずかしがり屋の野生動物が人間界で生きてる。
滋さんは、僕にとってそんな存在です。人間の服を着て生きる若干の居心地の悪さと、人間への愛おしさ。
すごく身体が先にあって、言葉は道具にすぎなくて、そんな滋さんの口から出る台詞が好きです。採れたて生野菜みたいな台詞です土も付いてりゃ、虫もたまにいます。
素敵なのです。(藤尾勘太郎)
【出演者紹介⑧】赤刎千久子さん
赤刎さん(ばねちゃん)と僕は、実はとっても付き合いが長くてですね、もう多分20年位になります。その間、彼女の不思議な魅力はず~っと変わらないのですが、歳を重ねるにつれて、なんだか、笑顔がどんどん素敵になっている気が僕はしています。
遠くを見て、考え事をしているばねちゃんと、何かを思い出してニヤニヤしているばねちゃん。
初めて出会った頃と、現在 その時間の流れを、なんだか飛び越えてしまうような、彼女の個性、というか魅力、は、うまく言葉にできませんが、舞台上の彼女を観てもらえたら、皆さんにもきっと、お分かりいただけるのではと思っています。(佐藤滋)
【出演者紹介⑨】とみやまあゆみさん
とみやまあゆみさん。
お名前は全部ひらがなで丸々としてるのに、竹のようにスッとしなやかで、革ジャンだって颯爽と着こなしちゃうところに惚れ惚れします。でもその分「しっかりしたお嬢さん」って言われてきたんだろうなぁと思うと、温泉にでも入れてふにゃふにゃにほぐしてあげたいとも思うのでした。
(赤刎千久子)
【出演者紹介⑩】緑川史絵さん
緑川史絵さん。みどりちゃん。
いつも稽古場の雰囲気を明るくしてくれています。気遣いがとっても上手で、人が、申し訳ない気持ちにならないように、快く助けてくれる姿に、とても憧れます。稽古中はエネルギーがあって相手へのリアクションがとっても繊細。『きゃんと、すたんどみー、なう。』は、みどりちゃんを存分にご堪能頂けるお芝居です。ぜひ劇場へ、みどりちゃんの魅力を浴びに来てください。(とみやまあゆみ)
【出演者紹介⑪】井上みなみさん
井上みなみさん。俳優としても友人としても大好きで尊敬しています。
みんみんのお芝居をみているとき、きっとこの役は朝ごはんはこんなものを食べたんだろうな、お家に帰ったらこんな風に過ごしているのかな、とかぐんぐんイメージが膨らんで、背景に街がひろがってみえて胸が高鳴ります。
お互いおばあちゃんになっても同じ舞台に立ちたいな。
(緑川史絵)
【出演者紹介⑫】海老根理さん
海老根理さん。えびちゃんのお芝居は温度があるところが素敵です。熱いだけじゃなくて、氷のように冷たいときがある。触るとパリッと音がして指先にくっついて痛くて剥がれないあの感じ。「うん」とか「そう」とか相槌も優しいのに冷酷でぐっときます。(井上みなみ)
【⑬特別編】作・演出/伊藤毅
伊藤くんは出会った頃からずっと面白く、ずっとヘラヘラしているのに妙に達観していて、なんだか"世界の住人に自分をカウントしていない"みたいな雰囲気のある人でした。やがて青年団に所属し、やしゃごの前身である伊藤企画で作演出を始めて、気づけば芸劇での公演が控えていて...今は、親指の先くらいはカウントしてくれているかもなあと、友人の一人として嬉しく思っています。
今日までここで、伊藤くんの元に集まった強力な俳優陣が紹介されてきましたが、こんなに集まりたいと思える"伊藤"はなかなか居ないので、このままヘラヘラと頑張ってほしいです。(岡野康弘)